ビッグカメラの長期保証に入るべきか否か

その他

以前、ビッグカメラでダイソンの掃除機を購入しました。この時に、お店の店員さんから進められて加入した長期保証ですが、3年経った今、この長期保証をつけるべきだったかどうか?

結論からいうと、私的には必要がなかったと思いますが、この理由について説明していきたいと思います。

ビッグカメラの長期保証とは?

長期保証とは、通常のメーカー保証期間である1年を延長して2年目以降を保証するサービスです。長期保証の加入は、商品を購入する際に申し込むことができます。商品によって、3年、5年、10年の長期間にわたり保証されます。

対象商品:9,800円以上の商品

加入の費用:商品金額のポイント5%

ダイソンのカスタマーセンターの対応

掃除機の調子が悪くなって、まず一番先にダイソンのカスタマーセンターに連絡しました。

話そうダイソンお客様相談室0120-295-731

平日のお昼休み時間帯や夕方は、つながるまで少し待った印象がありますが、平日の午前中にかけたのですぐにつながりました。

症状を話すとすぐに理解してもらい、パイプの破損があり、パイプの交換が必要であることがわかりました。4,400円で送料込みで明後日には到着するとのこと。

これで気持ちよく掃除ができるなら、もういいかも!と思いつつ、自分が5年保証に入っていたことを思い出してビッグカメラに電話してみることにしました。

(あとで検索すると、Amazonのほうが100円安く送ってもらえるようでした。ただし、100円の差額なら、いざという時のためにメーカーで注文するほうが安心ですね。)

実際にビッグカメラのお店に電話した時の対応

ダイソンの掃除機を購入したのは、岡山でのビッグカメラ。でも今住んでいるのは京都です。まずは岡山のビッグカメラに電話してみました。

電話で確認したところ、買った店舗以外のビッグカメラでも受付は可能とのこと。

次に、京都のビッグカメラに問い合わせをしてみました。

その結果、いくつか面倒な点がわかりました。

まず1点目は、当たり前ですが商品そのものを、京都のビッグカメラまで持っていく必要があること。これはわかってはいたことですが、掃除機を京都駅まで持っていくのは面倒なことと、平日は仕事があるので土日しかできない。土日は混みあう、、、といったことで意外と大変です。

2点目は、京都のビッグカメラにもっていっても、そこからビッグカメラの担当部署に送られ、またそこからダイソンの会社に送られてから、修理を終えてこちらに返送されるまで少なくとも3週間程度はかかるとのこと。我が家は掃除機がこの一台しかないので、3週間も掃除機がないのはこの時点で考えられません。なので、2台以上家に掃除機があったりする場合にはいいかなとは思います。

そして、3点目は、故障の原因が自然故障でなければ保証対象にはならないこと。では、保証の対象外となる場合はどんな場合かとホームページで確認すると、自然消耗、誤使用、加工改造、など列記されています。また、修理費用が購入時の8割の費用に収まらない場合、費用負担が発生すると言われました。これについては、あとでホームページを確認すると、8割を超える場合、新品代替品の提供をもって保証を終了し、購入金額を超える同等機種・同等品・商品を選択した場合は差額負担になると記載されていたので、ここは私の勘違いでホームページの通りなのかもしれません。

私としては、もうダイソンに電話をして間のパイプを交換すればなおるとわかっているので、パイプをビッグカメラ京都店にあらかじめ取り寄せてもらいさえすれば、店頭で症状をみてもらってすぐに交換してもらえるかな~と少し甘い考えを持っていましたが、やはり甘かった!

結論:長期保証に入るべきか、入らざるべきか?

以上のことから、結論としてはビッグカメラ以外にも長期保証は色々あるようですが、その電化製品が家に1つしかなくて、それが3週間以上家からなくなってしまうと困るものの場合は入る必要がないと思います。

それは、先ほども話したとおり、長期保証を利用するにはメーカーに対象商品をおくらなければならず、そこから手元に戻ってくるには最低でも3週間程度かかるからです。

その期間、約3週間を待つことができな場合は、自分で対応するしかなく、長期保証を使うのは無理でしょう。なので入るだけ損です。

逆にいえば、家に2台以上その電化製品があるか、もしくは3週間程度使わなくても大丈夫なようなものであれば長期保証に入る意味はでてくると思います。

また、冷蔵庫などのような大型家電の場合は、出張修理となります。ただし、ホームページには、修理依頼のための送料、交通費、点検料など、修理以外の費用は補償対象外ですと記載されているので、長期保証をつける際にはこの点について確認しておく必要があると思います。修理依頼のための送料、交通費、点検料でもかなりの費用が予想されるからです。

以上、今回長期保証にはいりながら、入るときに考えておけばよかったと思う点についてまとめてみました。ぜひみなさまも参考にしてくださいね!