隠岐の島に行くなら!おすすめの一泊二日鉄板ルート

おすすめの体験

旦那が島根県松江市に転勤してから、一度は行ってみたかった隠岐の島。

隠岐の島に在住の人からおすすめの場所を教えてもらい一泊二日の旅行に行ってきました。1日目に隠岐の島町、2日目に西ノ島町と二つの島の見どころをたっぷりご紹介しながらおすすめルートをご案内したいと思います。

1日目の行程について。

隠岐の島は4つの島から成り立っています。まず1日目は一番大きな島の隠岐の島町へ行ってきました。この島を巡った時の行程は次のとおりです。朝から隠岐の島に行き、隠岐の島で一泊する方には参考になるかと思います。

9:00 七類港フェリーターナル

11:26 隠岐西郷港

11:27 レンタカー予約

11:30 昼食 お食事処 味乃蔵

12:30 出発

13:30 壇鏡の滝

15:00 福浦トンネル

15:30 アマビエの像

16:00 岩倉の乳房杉

16:15 かぶら杉

17:00 スーパーで買い物

18:00 ホテル夕食                                              

旅行が決まったら、まずレンタカーを予約する

隠岐の島の旅行が決まったら、一刻も早くレンタカーを予約することをお勧めします。

隠岐の島は小さな島ですので、レンタカー会社が主に2つしかありません。車の台数も限られているため、繁忙期はすぐに予約がいっぱいになります。船で自家用車を運ぶこともできますが、車を持っていくのに約5万円費用がかかります(大人1人分の乗船代も含む)。一方で、レンタカーは1日当たり5千円程度で借りることができます。島の中のレンタカー屋さんは数件しかなく、保有されている車の台数も少ないため、旅行が決まったらすぐにレンタカーの予約をされることをおすすめします。

レンタカーは予約すると、フェリーの時間にあわせてレンタカーを港の横の駐車場まで持ってきてくれます。また、通常はレンタカーを借りる際には、借りる車の手続きに時間がかかりますが、かなり簡素化されていて非常に早く手続きが済みます。その場で費用を支払い、返す時は指定された駐車場に鍵をさして返却するだけと、手間がかからないため、レンタカーを借りる煩わしさを感じることはありませんでした。また、西之島は牛や馬が多く、観光地に行くとすぐに車が糞まみれになってしまいます。そういう意味でも、レンタカーで助かりました。

隠岐汽船フェリー

隠岐の島への主な移動手段であるフェリーは、一番安い席が2等、その次が特2等、1等、特等室、特別室となっています。特2等はオープンスペースにはなりますが予約ができます。一見あまり違いはわかりませんが、特2等のほうが値段がUPする分乗車人数が少なく場所を確保することができます。混みあう時期には座ってゆっくり休むことができると思います。混んでいると場所を確保できず船の廊下でござを引いている人たちもいます。子連れで2時間半の船旅になるので、もし2等席で行くなら時間に余裕をもって、フェリーの乗船時間の早めから待機し、良い場所を確保するのがよいでしょう。

隠岐の島のお昼ごはん

フェリーの到着時間がちょうどお昼時になるため、フェリー乗り場周辺のご飯屋さんは、一気に行列ができてしまうため、予約をおすすめします。

今回お昼ご飯を頂いたのは、お食事処 味乃蔵。フェリー乗り場から歩いてすぐです。予約していたのでスムーズに座席に座ることができましたが、食べ終わった後も行列ができていました。

隠岐そば(700円)という名物そばをいただきましたが、普通のそばとは違って短い麺のおそばでした。味乃蔵膳(3,000円)は一番お高いメニューでしたが、味乃蔵丼に天ぷら等、デザート等ががついた感じです。下の写真は味乃蔵丼(1800円)。こちらが値段的にもちょうどおすすめかな?

壇協の滝はぜひ行ってみてほしい!

滝なんてどこでも見られるし、、、と思っていませんか?

隠岐の島に行ったなら、ぜひこの滝は見に行ってほしいくらい素敵な場所でした。

駐車場に車を停めてから5分くらい小道を歩くと、、、

この滝のセールスポイントは、滝を裏側からみられることです。それ以外にも、滝から流れ落ちる川を見たりして、子供たちもとても楽しい時間を過ごすことができました。

福浦トンネルで写真をとろう!

フォトジェニックな場所としてよく紹介されている福浦トンネル。

福浦トンネルと調べると、実際に観光地となっているのは一番最初に作れられたトンネルのことで、現在は通行禁止になっています。なので、ぐるっと回って海側から見学する形になっています。観光地というわけではないので、少し離れた場所に車をとめて、5分ほどこの下の写真のような道路を下っていくと、、

下の看板がでてきます。このトンネルは当時ノミを使って手彫りで作られた一代目から二代目、三代目と時代ごとに土木技術の変化がみることができるそうな。

この横の階段で道路から海側にわたり、歩いていくと、、、

でてきました。この可愛いトンネル。ここは入って写真を撮ることができました。

これが手彫りで作られたとは、、、ここからの眺めも、このトンネルもとても可愛らしくて一見の価値ありです!

アマビエに疫病退散をお願いしにいこう!

コロナ禍において有名になったアマビエが、なんと隠岐の島にいるということで、これは見に行かなければ!と今回のルートの中に組み込んでみました。場所がなかなかインターネットでも出ておらず苦労しましたが、見つけました。場所は中村郵便局の近く、ネットを探せばでてくるので宝探しのように探してみてください。

せっかく隠岐の島に行くなら乳房杉まで足をのばしてみて!

少し細めの山道をグネグネ車で行くと、急に出現します!ほんと道路沿いにあるんです。あまりにも道路脇にあるので、もっと歩いて苦労してようやく到着した〜という形なら感動できたのにって思うくらいあっけなく道路沿いにありびっくりしました。

それでも神秘的な雰囲気ではじめて見たときはドキリとしました。

まるでもののけ姫にもでてきそうな世界。港からは離れていますが、ぜひ時間に余裕がある方は見に行ってみてください。

見に行く予定はなかったのですが、乳房杉を見たら帰り道に中村のかぶら杉にも立ち寄ることができました。

こちらは乳房杉と比べると、神秘的に対して親近感ともいえるような雰囲気でした。こちらも道路沿いにありますので、歩く必要なく見ることができます。

隣には、水木しげる先生の妖怪たちがいました。この妖怪たちを探してまわるのも楽しいかもしれません。

港から近い玉若酢命神社の八百杉は必見!

港から車で5分という近くにありながら、神聖な雰囲気を漂わせる神社である玉若酢命神社。

境内には八百杉があり、その樹齢は千数百年、二千年とも言われています。早朝雨のなかお参りしましたが、とても良い一日が迎えられそうです。隣接する宝殿も興味深かったのですが早朝のためか閉まっており残念。

そしてここでも見つけた妖怪達。かわいい。

隠岐の島には、ここで紹介した以外にもローソク島への遊覧船や牛突きなどのイベントがあります。せっかくフェリーに乗って行くなら一泊して丸1日満喫されることをお勧めします!