我が家の3歳と5歳のこどもたちは、10月から日本舞踊の体験をはじめました。
特定非営利活動法人 京都文化企画室が毎年開催されている「日本舞踊の体験から発表へ」に参加したのです。
今回この体験を通じて経験できたことなどお伝えしたいと思います。
- どんなスケジュールなのか?
- 毎回の練習内容
- 発表会の様子
- 体験を終えた子供たちの感想
1.どんなスケジュールなのか?
平成30年度は、 10月21日・28日・11月18日・25日・12月16日・23日・1月13日・14日・20日
の9回ということで、毎週日曜日が練習でした。
10:30~14:30の間の30分が練習なのですが、年齢別に行う演目が違うため、練習も時間で分けられていて、我が家の子供たちは11時からの30分と11時30分からの30分で1時間とおして練習をうけることができました。兄弟なので先生が配慮してくださったのだと思います。
そして、最後から2回目が全体をとおしたリハーサル、最後が発表会になります。
2.毎回の練習内容
毎回約30分程度、先生に振り付けを教えてもらい、練習します。
何度も丁寧に、少人数で教えてもらえるので、ダンスが苦手な我が子でも十分についていけました。
本来は、9回のお稽古中7回以上の出席を求められますが、我が家は用事もあって5,6回しか参加できませんでした。練習の内容をビデオにとって発表会前は家でも少し練習をしましたが、出席をしていれば、家での練習は必要ないと思います。
子供たちの年齢に合わせた演目を先生方が考えてくださっています。
毎回の練習会場は、京都アスニーでした。
我が家からは自転車で30分、毎回行くのがちょっと大変でしたが、隣には図書館もあり、時間があればゆっくりできる場所でもあります。
普段の練習風景。先生の見本をみながら頑張っています。年長さんは3人だけでした。
3.発表会の様子
さて、発表会当日です。
みんな髪の毛も結ってもらって参加する子が多く、親の本気度が伺えます(笑)
着物は、我が家は持っていなかったのですが、先生からお借りすることができました。
一着2000円で、とても可愛い着物でしたが、聞けば先生方が持っていた子供の頃の着物だということでした。
10時から集まって来た人から順番に着付けがはじまり、(ちなみに着付けもたった千円で!)
11時半から始まりました~!
まずは皆勤賞の人へ表彰があり、全員で集合写真。
実はこの写真撮影の時、一番小さい3歳の我が子は、舞台から逃げ出そうとしかけました。
あわてて舞台裏へ行くと、先生方がなだめすかしてくださっていました。
私もご褒美でつって、舞台で踊りなさいと説得(笑)
小さい年齢の子から順番にはじまりますので、写真撮影の後すぐにはじまってしまいます。
祈るように舞台裏で待っていると、なんとか機嫌よく舞台で踊る姿が!ホッとしました~!
続いて、5歳の子供も舞台へ。こちらは堂々としたものです!
金剛能楽堂という本当に立派な舞台に立つことができました。
能舞台にあがれるなんて、そうそうできることではないと思いますし、その舞台で立派に踊ることができ感激しました。
4.体験を終えた子供たちの感想
練習のころは、部屋に入ることさえ嫌がった我が子たちでしたが、忍耐づよく、嫌がれば無理にさせる必要はないというスタンスの先生のおかげで、2回目からは楽しく練習に通うことができました。
そして、可愛い素敵な着物に着替えて実際の舞台にたった子供たち。
来年もやる!だそうです!!!!
練習に通わせるのは遠くて大変でしたが、舞台にまでたたせていただいて、親としても充実感でいっぱいですが、来年もやりたいと言ってくれたこともうれしかったです。
京都にせっかく住んでいるので、これからもいろいろな日本の伝統文化を経験させていければと思います。