共働き世帯・京都市在住 小学生の中学受験について考えてみました。

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通塾を考えるなら、小学3年生の2月から!

私には小学生の子供が二人います。

自分と夫も中学受験をして私立の中学校を通っていたこともあり、早くから中学受験をさせようと考えていました。

しかし、自分達が小学生だった30年前とは、中学受験の様子もガラッと変わり一から調べる必要があります。

現在長女が小学5年生ですが、中学受験を考えている京都市内の方の参考になればと思います。

中学受験を考える場合、いつから通塾をすればよいのでしょうか?

一般的に関西の塾は小学3年生の2月ごろから中学受験コースが開校されます。

もちろん、小学5年生からでも、場合によっては6年生からでも間に合う子は間に合うと思います。

けれども、一般的なお子さんであれば、やはり受験コースが開校される小学3年生の2月から通塾を考えるのがスムーズかと思います。

理由としては2点。

第1に、子供が早くから塾に慣れることができます。途中から入ると、そのすでに出来上がった集団の中に入っていく必要があります。開校時の小学3年生2月であれば、まだみんな初めましての状態です。子供によっては、人見知りが強い子など、学校とは違う新しい集団に入っていくことに慣れるまで時間がかかる場合もあるため、開校されるタイミングが一番スムーズに塾という新たな集団の中に入っていけるとは思います。

第2に、塾のカリキュラムにそって始められることです。中学受験コースは、4年生の1年間を通して中学受験特有のカリキュラムをこなします。大雑把にいうと、4年生の1年間をとおして習ったことを5年生、6年生で2巡目、3巡目していく感じです。なので、4年生から始めた子供たちは、5年生はすでにやってきたことを2巡目でやることになり理解がすでに進んでいる状態でさらに理解、知識を深めて定着させることができます。5年生からでも理解してスムーズに入っていける子もいるとは思いますが、安全策をとるならば、4年生から始めるべきと言えるでしょう。

塾選びはどのように考えたらいいでしょうか?

私の場合は、近所の徒歩圏内に通える塾が2つあったので、それぞれの塾に説明を聞きに行きました。

1つ目は、京進です。私の家から近い教室は、夜は家でご飯が食べられるように授業は19時までに終わるようです。また、私の家から近い教室は、クラスは5,6年生になっても2クラスに分かれることはないとのことでした。

2つ目は、成基学園です。こちらは4年生までは6時35分ごろに授業が終わりますが、5年生からはお弁当を持って8時半頃まで授業があります。5年生は4教科での受講の場合、週に3回授業があり、そのうち2回は8時半、また1回は隔週でお弁当を持っていく必要があります。また、算数特訓など追加で授業を受講すると9時半くらいまでの授業があるようです。そして、5年生以降は人数が何人であってもレベルにあわせて2クラスに分かれ、授業を行うとのことでした。

それぞれの塾の特徴と、体験教室などで実際に授業を受講してみて、お子さんに合いそうな雰囲気の塾を選んでみてください。

7時までに塾が終わるか否か、お弁当を持参せずにいけるかどうかという違いがあるため、その塾の雰囲気等もあるとは思いますが、選択する際には重要なポイントになると思います。

我が家は共働きなので、本来であればお弁当を持たせずに済む京進を選びたかったところではありましたが、自分自身が子供時代中学受験をした際に、レベルにあわせてクラス分けされたクラスであったことがモチベーションの一つになったこともあり、クラス分けがある塾を最終的に選択しました。

予想通り5年生からのお弁当を持たせての通塾はかなりの負担になります。幸いにも家から自転車で3分くらいの距離であるため、私が仕事から帰ってきてから夕ご飯を作り、6時半に間に合うようにお弁当を配達しています。今は時短勤務なので時間に余裕がありお弁当を作ってもって行くことができますが、下の子供が小学3年生までしか時短勤務はとれないため、下の子の受験の際には7時までの塾に変えることも一つの選択肢だとは思っています。

オープンスクールを申し込んでみよう

小学4年生くらいから、オープンスクールに行って学校の雰囲気を見ることも大事です。

特に私立の中学校は模擬授業など熱心に開催しています。参加すると、ペンケースなどのお土産までついてきてさすが私立だなぁと思ってしまいます。

在校生たちが模擬授業に参加してくれたり、クラブ活動を体験したり、文化祭がオープンになったりしているので、希望する学校のホームページをこまめにチェックして参加申し込みするようにしましょう。

人気の学校は募集定員が埋まってしまうこともあるため、早めに申し込む必要があります。現に私は4年生はコロナの影響がまだあり参加できなかったので、5年生からオープンスクールに申し込むつもりでしたが、塾が案内してくれるかなと思っていたらいつのまにかオープンスクールの申込は終わっていました。塾は、そこまで個々の学校の案内をしてくれるわけではないので、やはり親がしっかりチェックする必要があるのでみなさまお気をつけください!

公立、私立の学校を両方みましたが、親からすると京都は公立の洛北、西京は人気があるとは思いますが、オープンスクールに行くと、手厚い私立は子供からの評価も非常に高くなります。公立を希望されている場合、あまり私立のオープンスクールに行くと、どうしてもそこのイメージが子供には強く残ってしまう可能性があります。もちろん最終的には子供と相談して志望校は決めるとは思いますが、やはり私立はそのあたりの宣伝、子供へのアピールが上手だと感じます。公立を強く希望されている場合、私立のオープンスクールに行き過ぎると子供がそちらに偏ってしまう恐れがあることも認識の上、行かれるようにしてください。

まだまだ我が子も小学5年生。子供のやる気にあわせて、ぼちぼちやっていきながら、この記事も更新していきたいと思います。